こんにちは、しけたむです。
この記事では
- 「インテリアに興味はあるけどインテリアデザイナーの有名人は知らないな。」
- 「海外インテリアが大好き。フォローしておくべきアカウントを教えて!」
という人のために
絶対にチェックしておきたい海外の有名トップデザイナーをご紹介していきます。
Alyssa Kapito(アリッサ・カピト)
ニューヨークで活躍するインテリアデザイナーのAlyssa capito(アリッサ・カピト)は日本ではまだ馴染みが薄いですが、世界で最も注目されているインテリアデザイナーの1人です。
2017年にニューヨークで彼女の名を冠したオフィス『Alyassa capito interiors』を立ち上げると、素材が持つ美しい質感と無駄のないシンプルですっきりとしたデザインを意識した、エレガントなオーダーメイドのインテリア空間を提案することで評判を築いてきました。
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カピトはインテリアデザイン分野での仕事が広く認められ、世界のトップインテリアデザイナーのみが選ばれる『ELLE DECOR A-LIST(エルデコエーリスト)』(※)に若くして追加されました。
※「ELLE DECOR A-LIST(エルデコエーリスト)」とは
1945年にフランスで創刊されたファッション雑誌『ELLE(エル)』。
そのインテリア・雑貨部門として隔月で発刊されている雑誌『ELLE DECOR(エルデコ)』から毎年選ばれる、その年で最もエキサイティングな活躍をしたデザイナーが追加されるインテリアデザイナーの名簿のこと。
2021年で11回目となり125組が登録されているが、日本人のリスト追加者は未だいない。
また『ELLE DECOR』、『VOGUE』、『THE NEW YORK TIMES』などの出版物でも紹介されるなど、彼女のインテリアデザインに注目が集まっています。
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カピトのプロジェクトでは伝統的な古い住居を改修して現代的なミニマルスタイルへとリデザインを行なったり、エレガントなインテリアにミッドセンチュリー、ポストモダンなどの要素を巧みに組み合わせることを得意としています。
▼ミッドセンチュリーって何なん?ならこちらから▼
![チャールズ&レイ・イームズ](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/07/4-320x180.jpg)
▼ポストモダンって何なん?ならこちらから▼
![メンフィス ポストモダン 倉俣史朗](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/10/1-1-320x180.jpg)
2020年のカピトのプロジェクトでは、ニューヨーク州マンハッタンの6人家族のアパートを厳選された家具とファブリックでモダンなシルエットに彼女らしいエレガントなスタイルでデザインを行いました。
SOHO DUPLEX(Nolita Apartment NYC)
![Alyssa capito soho duplex](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/SSohoDuplex1-1024x683.jpeg)
![Alyssa capito soho duplex5](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/a048f37d98718d8f38f3baac3d2edf34.jpg)
![Alyssa capito soho duplex2](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/ScreenShot2020-01-06at7.59.18AM-738x1024.jpg)
![Alyssa capito soho duplex 6](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/ScreenShot2020-01-06at8.11.43AM-2-734x1024.jpg)
![Alyssa capito soho duplex3](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/SSohoDuplex13-731x1024.jpg)
▲ニューヨークの六人家族のアパートプロジェクト『SOHO DUPLEX』は、もともと真っ白い空間だったがオーク材やレンガで温かみを入れ、アートを掛けて個性を出した。階段踊り場の大きな本棚は家族が集まる大切な場所となっている。カピトのお気に入りはロサンゼルスのアンティークショップで見つけた大きなソファーなのだそう。
TRIBECA APARTMENT(Financial District NYC)
![TRIBECA APARTMENT1](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/2018_07_12AK0083XXA-776x1024.jpg)
![TRIBECA APARTMENT6](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/finalfoyer-874x1024.jpg)
![TRIBECA APARTMENT3](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/2018_07_12AK0294X-683x1024.jpg)
![TRIBECA APARTMENT2](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/2018_07_12AK0196XXC-855x1024.jpg)
![TRIBECA APARTMENT4](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/2018_07_12AK0350X-819x1024.jpg)
▲ニューヨークのトライベッカでの改修工事プロジェクト『TRIBECA APARTMENT』。トライベッカは古い工業建築物で知られる区域だが、現在その多くは居住用のロフトスペースに変わり、石畳の通りには流行のブティックやレストランが並ぶ最先端の地区となっている。
UPPER WEST SIDE APARTMENT
![UPPER WEST SIDE APARTMENT1](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/2LivingRoom-870x1024.jpg)
![UPPER WEST SIDE APARTMENT2](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/4DiningRoom-822x1024.jpg)
![UPPER WEST SIDE APARTMENT5](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/12adjusted-1024x653.jpg)
![UPPER WEST SIDE APARTMENT4](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/10adjusted-762x1024.jpg)
![UPPER WEST SIDE APARTMENT3](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/9MasterBedroom-826x1024.jpg)
▲ニューヨークのファミリーのための住宅『UPPER WEST SIDE APARTMENT』は、シンプルなデザインの中にもカラーリングやアーティスティックな作品を加えることによって住まい手の好みを尊重し、個性を引き出したインテリアとしている。
「私にとって大事なことは、すべてのバランスです。プロポーション、素材、大きさ、色味のトーン、そして長さが空間でうまく均整を取れていなければなりません。」
と、カピトは語ります。
2017年5月、『ELLE DECOR』によってインテリアデザインの分野でフォローされたInstagramアカウントのトップ10の1つに選ばれ、2017年7月には『VOGUE』によってフォローされたInstagramアカウントのトップ10の1つにも選ばれました。
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Sarah Sherman Samuel(サラ・シャーマン・サミュエル)
Sarah Sherman Samuel(サラ・シャーマン・サミュエル)は、カリフォルニア州ロサンゼルスとミシガン州グランドラピッズで活動しているインテリアデザイナーです。
1983年にミシガン州グランドヘブンに生まれたサラは、学生時代は美術、とくに絵画に没頭しました。
その後、グラフィックデザインに出会うと専攻を切り替えましたが、大学卒業後は広告代理店に就職することに。
この職場でサラは「一次元だけでデザインを完結するのは自分には向いていない」ということにすぐに気づくと退職し、次は家具のショールームで販売やマーチャンダイジングを行い、インテリアの世界を経験します。
20代後半には、ロサンゼルスで手帳やスケッチブックなどの紙製品を扱うメーカーでプロモーター、デザイナーとして働くと、クリエイティブディレクターにまでなりますが、インテリアデザインを行うために2013年に退職し、個人事務所を設立しました。
doré Residence(ギャランス・ドレ邸)
▲エレガントなインテリア空間に丸みを帯びたビビットなブルーカラーのラウンジチェアを入れることにより、変化に富んだ遊びのあるアクセントとなっている
doré Residence(ギャランス・ドレ邸)は、フランスにある写真工房『アトリエ・ドレ』の最高クリエイティブ責任者である写真家「ギャランス・ドレ」の自邸です。
シンプルでモダンな家の中にはミッドセンチュリー、ポストモダンなどさまざまな複合的なインテリア要素が含まれています。
ドレは「サラはデザインのアイディアに対して、とてもオープンに聞き入れてくれました」と語っていて、 サラはドレの要望を聞き入れながら、ひとつひとつデザインのアイディアを形にしてゆきました。
![サラ Dore邸寝室](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/sarah-sherman-samuel-garance-dore14-1024x683.jpg)
![サラ Dore邸3](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/sarah-sherman-samuel-garance-dore11-786x1024.jpg)
![サラ Dore邸寝室](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/sarah-sherman-samuel-garance-dore9-780x1024.jpg)
▲リビングルームはカリフォルニアの太陽を浴びて明るい空間となる様に、主寝室は安眠できる様にやや暗い空間となる様にデザインされた。『doré Residence』ロサンゼルス
出典:Dore
▲もともとサラのファンであったというドレは、ユニークで意見によく耳を傾けてくれ、予算を抑える方法に詳しかったというサラをすぐに気に入ったという。(依頼主のギャランス・ドレ(左)とサラ(右))
moore’s Residence(マンディ・ムーア邸)
moore’s Residence(マンディ・ムーア邸)はアメリカの歌手であり女優のマンディ・ムーアの自邸で、カリフォルニア州パサデナにあるミッドセンチュリースタイルの家を購入し、改築したものです。
ムーアは2017年に婚約した歌手のテイラー・ゴールドスミスと暮らしていて、その改築費用は約256万ドルとも言われています。
有名人の自邸ということもあり多くのインテリア雑誌などでも特集された上にSNSで世界中に拡散され、マンディ・ムーア邸はサラのインテリアデザイン作品の代表作となりました。
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/sarah-sherman-samuel-mandy-moore-3-1024x685.jpg)
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/sarah-sherman-samuel-mandy-moore-7-1024x579.jpg)
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/sarah-sherman-samuel-mandy-moore-15-1024x683.jpg)
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/AD070118_WELL46_01-1-1024x652.jpg)
▲1950年代、ロサンゼルスに建てられた住宅はサラのデザインによって生まれ変わった。シンプルでモダンなインテリアにナチュラルな木素材を加え、アクセントにゴールドやコッパー(銅)という金属色を入れた。ファブリックやレザー、大理石の素材感も上質な印象を与えている。
▼マンディ・ムーアによる自邸の紹介動画はこちら!▼
Sarah Sherman Samuel Residence(サミュエル邸)
![Sarah Sherman Samuel Residence](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/image-2-764x1024.jpeg)
![Sarah Samuel family](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/image-1024x750.jpeg)
![Sarah Sherman Samuel Residence2](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/image-3-776x1024.jpeg)
![Sarah Sherman Samuel Residence3](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/image-4-764x1024.jpeg)
![Sarah Sherman Samuel Residence4](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/Sarah_Sherman_Samuel_Quarterline_Cabinet_Doors_Semihandmade_6-683x1024.jpg)
![Sarah Sherman Samuel Residence5](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/image-6-671x1024.jpeg)
▲サラ・シャーマン・サミュエルの自邸。実験的な住まいとしてサラが細部までデザインした建物にオリジナルの家具やファブリック、雑貨が置かれている。まさにサラのショールームとも言える自宅は数多くのメディアに取り上げられ、インテリア好きなデザイナーのお手本とも言える作品になっている。
Kelly Wearstler(ケリー・ウェアスラー)
出典:Coveteur
ケリー・ウェアスラー(1967年 -)はアメリカのインテリアデザイナーで、1995年に独自のデザイン会社「KellyWearstler Interior Design(KWID)」を設立して高級住宅やホテルなどのデザインを行いながら、ファッションデザイナー、プロダクトデザイナーとしても活躍している人物です。
ケリー・ウェアスラーは1967年にサウスカロライナ州マートルビーチで生まれました。
彼女の母親は骨董品のディーラーで、母親のデザインへの関心は幼い頃のケリーに大きな影響を与えたそうです。
またケリーには姉がいて、母親と三人で一緒にフリーマーケットなどに参加した経験が、デザインだけでなくファッションへの初期の関心を高めた一因となっています。
出典:NY Times
▲幼い頃からデザイン、そしてファッションへの興味が高かったケリーは建築学校へ進学する
ボストンのマサチューセッツ芸術大学の建築クラスに進学すると、インテリアとグラフィックデザインの学士号を取得しました。
卒業後、ロサンゼルスに移るとセットデコレーターとして映画業界で働きはじめ、アシスタントアートディレクターを任されるようになってからいくつかの作品を担当すると、20代後半には映画業界でのキャリアを追求しないことを決めて退職します。
1994年にビバリーヒルズのレストランで働いている間、ケリーは成人男性向け雑誌『PLAYBOY(プレイボーイ)』の写真家にスカウトされ、ケリー・ギャラガーという名前でモデルデビュー。稼いだお金で学生ローンの返済が完了すると、いよいよインテリアデザイン事業をはじめることになります。
出典:VOGUE
▲映画業界、レストラン、モデルと様々な経験を重ねたケリーは、1995年にインテリア業界での活動をスタートさせる
1995年にケリーは自身のデザイン会社である「ケリー・ウェアスラー・インテリアデザイン」を設立。
翌年、知人から不動産開発業者のブラッド・コルゼンを紹介されると、ケリーはブラッド・コルゼンからロサンゼルスの超高級住宅街「ビバリーヒルズ」にある『THE AVALON HOTEL(アバロンホテル)』の改装に伴うインテリアデザインを依頼されました。
![AVALON HOTEL LOBBY](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/b2f2c4c9_z.jpg)
![AVALON HOTEL LOUNGE](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/screen-3-1024x576.jpg)
▲ティファニーブルーのような美しいカラーリングで統一された『The Avalon Hotel』のインテリア
『The Avalon Hotel』は、1999年に「ミッドセンチュリーモダニズムの遊び心のあるホテル」とマスコミに説明されたスタイルで再オープン。
アバロンホテルの評判は高く、ケリーはビバリーヒルズ周辺のホテルからもインテリアデザインの依頼を受けると、10年後には「アバロンホテルの遊び心のあるエレガントなデザインが、周辺のブティックホテルの外観までを変えた」とさえ言われました。
2000年代初頭にはケリーがデザインした『Viceroy(ヴァイスロイ)』ホテルグループの独創的でエキセントリックなインテリアデザインがインテリア業界へ大きな影響を与えたことで、ケリーの名前はアメリカ中に知れ渡ることとなります。
▲グリーンとブルーをイメージカラーとしたホテル『VICEROY MIAMI(ヴァイスロイ マイアミ)』のインテリア。ケリーは日本の文化やインテリアに大きな関心と興味を寄せていて、客室には東洋を感じるアートが掛けられている。
▲ケリーは日本の旅館やホテルでの滞在の様子をたびたびSNSで投稿している。また前方後円墳から受けたインスピレーションから、鍵穴型のアクセサリーをリリースしている。
▼前方後円墳って何なん?てかたはこちらから▼
![吉野ヶ里遺跡](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/01/0e138b91cebe46823a91e2b1dccbdf16-320x180.jpg)
2007年以降にはアメリカの高級デパート『Bergdorf Goodman(バーグドルフ・グッドマン)』にデザインした家具や雑貨などを販売する店舗を置くと、デザインは家具やインテリア雑貨だけに止まらず、ジュエリーやバッグ、ベルトなどのアパレル分野のデザインも行うようになりました。
出典:BOCA DO LABO
▲『バーグドルフ・グッドマン』内のケリー・ウェアスラーのインテリアブティック
またケリーの顧客も超豪華で、2009年には歌手のグウェン・ステファニーのために自宅をデザインしていて、キャメロン・ディアス、ステイシー・スナイダーなどのセレブリティたちも彼女を指名しています。
2010年頃から出版しているインテリア関連書籍はベストセラーを獲得し、英国の伝統ある塗料メーカー『FARROW & BALL(ファローアンドボール)』とはじめて提携した外部デザイナーとなり、いくつものデザインコンテストでは審査員として名を連ね、アメリカの建築雑誌『AD』では殿堂入り、優秀なインテリアデザイナーのみが名を連ねる『ELLE DECOR A-LIST』にリストされ、『VOGUE BEST DRESSED』などの数々の賞を受賞する、など。
このようにケリーの功績を挙げたらキリが無く、その実績、評価ともに文句無しの世界トップインテリアデザイナーとして君臨しています。
HILLCREST RESIDENCE(ヒルクレスト邸)
![HILLCREST RESIDENSE](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/Hero-1024x680.jpg)
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/hb-austin-bean-hillcrest-house-entry-1556656742-1024x819.jpg)
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/SOL_KellyWearstler_06-1024x849.jpg)
![HILLCREST RESIDENSE2](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/1-4-1024x625.jpg)
![HILLCREST RESIDENSE3](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/3-2-1024x856.jpg)
![HILLCREST RESIDENSE5](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/5-2-791x1024.jpg)
![HILLCREST RESIDENSE6](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/7-797x1024.jpg)
▲カリフォルニア州ビバリーヒルズにある豪邸「ヒルクレスト邸」は、ケリーが旅行中に収集したユニークな家具やアート作品が使用されている住宅で、ヴィンテージと現代のデザインが混在している。
ケリーのインテリアデザインはインテリアのスタイルや時代をミックスするという手法を取っていて、それはまるで過去のスターと現代の新進アーティストを結び付けてコラボレーションさせることにも近く、屋内と屋外を問わず魅力的で快適で刺激的な環境を作り出しています。
SEAL BEACH RESIDENCE
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![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/3a4d0ef0edfdf126b482208d937911ff-939x1024.jpg)
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/Seal-Beach-by-Kelly-1-1536x840-1-1024x560.jpg)
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▲南カリフォルニアの活気に満ちた街の近隣にある住宅「SEAL BEACH HOUSE」は3階建て、2ベッドルームのペントハウスでケリーによって改修が行われた。彫刻などの芸術を愛するクライアントのために現代およびヴィンテージの彫刻作品と家具を導入し、ユニークで落ち着きのあるデザインを提案した。
HARPER AVENUE RESIDENCE
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/61bed1167c5ff20d77ecbc192557d88b.jpg)
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![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/screen-4-1024x576.jpg)
![](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/11/cama-forrada-piel-comoda-blanca-kelly-wearstler-785x1024.jpg)
▲「HARPER AVENUE RESIDENCE」のクライアント自身が画家であり、ケリーは彼の絵画に触発されるとインテリアをカラーパレットに見立てて明るい遊び心のあるムードでデザインを行った。家具にはポストモダンのデザイナー「エットレ・ソットサス」のダイナミックなメンフィスアート作品が用いられている。その他にも「ミーシャ・カーン」のシャンデリア彫刻、「ケイティ・スタウト」が作ったキャビネットなど、様々な著名デザイナーの作品が見られる。
▼ポストモダンデザイナー「エットレ・ソットサス」はこちらで紹介▼
![メンフィス ポストモダン 倉俣史朗](https://interior-no-nantalca.com/wp-content/uploads/2021/10/1-1-320x180.jpg)
『ELLE DECOR』は2015年のケリーの特集記事で「ケリーのインテリアデザインは「過去への賛辞」と「未来へのウィンク」で、現代のデザインと叡智をカプセル化して未来へ渡す役割を担っている。ケリーが得意とするインテリアスタイルのミックスは完全に彼女自身のものであり、依頼された仕事に合わせて加減が調整されている。」と評価しました。
ケリーは「原始的な装飾」を「インテリアデザイン」として昇華させ、現代と歴史のデザインを組み合わせたとされている少ないデザイナーの1人であり、その功績も非常に大きなものです。
彼女の進化し続けるインテリアデザインのスタイルからは、この先も目が離せません。
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お疲れ様でした。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
今回は絶対にチェックしておきたい世界の有名インテリアデザイナーを紹介させて頂きました。