こんにちは、しけたむです!
この記事では
- 「インテリアコーディネーター試験でおすすめの参考書やテキストを教えて欲しい。」
- 「最短で合格できる勉強方法を知りたい。」
という皆様に向けて、インテリアコーディネーター資格試験を独学で合格した勉強方法について紹介します。
参考書、テキストを選ぼう
私がインテリアコーディネーター資格の学習を始める際に、まずはじめに行なったのが参考書、テキストを探しに本屋へ行くことでした。
ネットでも参考書は購入できますが、自分は読みやすさや分かりやすさ、勉強の進めやすさを確認するために実際に手にとって確認したい派だったのです。
インテリアコーディネーター資格は、はっきりいって暗記をする範囲がめちゃくちゃ広いです。
参考書やテキストは厚みが薄いものもありますが、暗記が苦手だからと言って薄い参考書を選んではいけません。
当然内容も薄いので出題範囲が網羅されていないことが多く、また参考画像や写真なども少ないので、理解するのがとっても大変です。
そして、私が選んで実際に使っていたオススメの参考書はこちらです。
出典:HIPS
この参考書は「上巻」と「下巻」に分かれていて、それぞれが300ページくらいのボリュームがあります。
この2つの参考書が、インテリアコーディネーター資格試験の一次試験の内容になります。
この参考書を選んだのは、しっかりとボリュームがあり、この2つの参考書だけを勉強すればひととおり知識がつくと思ったから。
また参考書だけではなくて、図や挿絵も豊富で読みやすいことも大きなポイントでした。
▲文字だらけの参考書やテキストが多い中、イラストたっぷりで読みやすいのがよい!
というわけで、どうやって勉強をはじめたらよいのか迷っている人は、とにかくこの参考書を手に入れてスタートしましょう!
参考書の読み進め方(暗記方法)
あなたは「暗記」は得意な方でしょうか?
もし得意なのであれば、ご自身の得意な方法で読み進めて問題ないと思います。
かくいう私は比較的暗記は得意な方だったのですが、それにしても覚える量が多かったので以下の方法でもくもくと進めました。
①1日に進める(勉強する)ページ数を計画する
インテリアコーディネーター資格の1次試験日は毎年異なり、10月9日、または10日頃が多いです。
(2022年度の1時試験日は10月9日の日曜日。)
私は試験日の1ヶ月前までには参考書を読了(どくりょう)し、過去問題集や予想問題集に取り掛かるペースで勉強を進めることを目標としていました。
この読了というのは、参考書の上巻と下巻をそれぞれ3周することを指します。
上下巻のページ数を合計すると、約560ページ(目次や索引を除く)なので、
3周するとなると、560×3=1,680ページ にもなります。
これを逆算すると、1次試験日の1ヶ月前(9月10日頃)までに1,680ページを読了するのであれば、
4月10日頃から勉強を開始した場合、猶予は5ヶ月(約150日)あるので
1,680 ÷ 150 = 11.2ページ となり、平均して1日に10〜12ページのペースで勉強を進めれば良いわけです。
では、もうすこし早めに勉強をスタートした場合で見てみましょう。
1月10日頃から勉強を開始した場合、猶予は8ヶ月(約240日)あるので
1,680 ÷ 240 = 7ページ となり、平均して1日に6〜8ページのペースで勉強を進めれば1次試験日の1ヶ月前には参考書を3周することができます。
▲自分のペースにあった学習計画をたてることが大事!
②参考書を計画的に読み進める
インテリアコーディネーター資格試験は覚えることが多く、また馴染みの薄い単語も多く出てくるので、慌てず騒がず淡々と自分のペースで進めていくことが大事です。
参考書を3周するのには理由があり、それぞれの周では以下のことを意識してみましょう。
1周目:暗記よりも、まずは内容理解
2周目:内容理解の復習と、暗記シートを使って苦手の抽出
3周目:チェックマークを付けた単語を重点的に最終攻略
1周目:暗記よりも、まずは内容理解
よくある失敗例は、参考書1周目で「しっかり暗記しなきゃ!」と気合を入れてしまい、途中で息切れしてしまうというパターン。
1周目においては無理に暗記をしようとするよりも、まずは内容理解を優先して読み進めてゆきます。
▲参考書を読んでいて理解しにくい箇所は、インテリアのナンたるかのキーワード検索で調べてみましょう。
2周目:内容理解の復習と、暗記シートを使って苦手の抽出
2周目では1周目の復習と、暗記シートを使って暗記出来ていない語にチェックマークをつけて「忘れやすい語、覚えにくい語」の抽出をしてゆきます。
暗記には、以下の様なマーカーとシートを使ってテキストの文字を隠しながら確認をしてゆくと捗ります。
緑色のマーカーをひいた単語が、赤いシートを重ねることにより隠せるというものです。
▲私は使いすぎてマーカーのインクが無くなったので、途中でマーカーだけ追加購入しました。
全ての単語にマーカーをひく必要はありません。
知らなかった単語の中で、特に覚えにくいと感じたものだけでOKです。
赤いシートで隠しながら確認し、2周目でどうしても暗記できなかった語は3周目で確認するために、分かりやすいチェックマークを単語の横に付けておきましょう。
3周目:チェックマークを付けた単語を重点的に攻略
3周目に突破すると、いよいよ総仕上げです。
内容の理解はずいぶん進んでいるはずなので、2周目で暗記しきれなかったチェックマークを付けた単語を重点的に暗記を重ねます。
もし3周目でも覚えられない単語があった場合は、2回も暗記できなかったことがわかるようなチェックマークを追加しましょう。
暗記はラスト1ヶ月の期間で最後の追い込みをかけます。
③参考書活用で過去問をひたすらに解く
参考書の上巻下巻を3周やりきったことで、大きな自信にもつながっていることかと思います。
9月からのラスト1ヶ月では、今まで溜め込んだ知識をまずは過去問題集にぶつけましょう!
となっても心配いりません。
というより、私もこの時点ではこんな状態でした(汗)
しかし過去問題集で間違えた問題の確認と復習をしっかりと行うことで、大幅な点数アップにつながります。
ここで参考書につけたチェックマークが活きてくるのです。
間違えた問題は過去問題集で正誤を確認するだけでなく
必ず参考書を開いて、そのページにある全てのチェックマークを再度確認してください。
過去問題集を繰り返し解き、満点が取れる様になれば予想問題集などで合格点がとれるように詰めてゆき、間違えた箇所は参考書で再確認を繰り返せばOKです!
これでやれることはやりました。
ボロボロになった参考書を見れば、不安な気持ちも吹っ飛ぶはずです。
最後は、試験会場の間違いによーく注意してください!
試験会場を間違えて試験を受けれなかった人もいますので(^^;
お疲れ様でした。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
わからないことや分かりにくい箇所があれば、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。