海外インテリア

おしゃれな海外インテリアのリビングには、必ず『アート』がある【画像で解説】

アート リビング インテリア

こんにちは、しけたむです!

この記事では

  • 「イケてる家具を揃えたけど、何かが足りないと感じる。」
  • 「アートに挑戦したいけど、イメージが湧かないし難しそう、、、」

と迷っている全ての皆様へ。

たったの1枚、お部屋に飾るだけで全てを変える。

インテリアの魔法、『アート』についてご紹介していきます!

 

ナンタルカ
ナンタルカ
高いアートを買う必要なんて無いにゃ!海外の実例を見ながら、皆様のお部屋にあった見せ方を見つけて欲しいですにゃー

 

 

『アートをインテリアにする』はとっても簡単!

 

 

自宅やオフィス、もしくは飲食店や宿泊施設に『アート』を飾ってみようかな、とお考えの全ての皆様。

 

アートはジャンル種類作者サイズカラーモチーフ価格も千差万別です。

きっと「どんなアートをどこに飾ればいいの?」と訳がわからなくなることもあるかと思います。

 

、、、しかしご安心ください。

 

どんなアートビギナーの方でも絶対に失敗しない選び方を今回の記事でお伝えします!!

アートの導入難易度の低い順に実例写真を入れながら説明していきますね。

慎重派の方は、難易度の低い順番にチャレンジしてみてください。

 

自分の部屋にはこのアートだ!」という好みの一枚を見つけた方は、失敗を恐れずにチャレンジしてみてください!

 

ナンタルカ
ナンタルカ
失敗を恐れずチャレンジしてみるにゃ!アートは取り替えはカンタン、場所も取らないにゃ、飽きたら季節や気分によって変えて楽しめばいいんですにゃー

 

▼上の画像で使われているチェアはこちら!▼

チャールズ&レイ・イームズ
チャールズ・イームズとは?代表的な家具と歴史を画像で解説【ミッドセンチュリー・前編】この記事ではミッドセンチュリーのデザイナー「チャールズ・イームズ」についてわかりやすく解説しています。代表的な家具と特徴、チャールズ&レイ・イームズの歴史を画像で紹介。インテリアコーディネーターの復習や、試験勉強の参考にお役立てください。...

 

無彩色(黒・白・グレー)のアートを選んでみよう

 

 

絶対に外さない、万能カラーは無彩色です。

自宅やオフィスどんな家具を置いていようが、壁の色が何色であろうが、どんな素材であろうが、誰とでも仲良くなれてしまう八方美人カラーなんです!

 

北欧テイスト、インダストリアル、シンプルモダン、ナチュラル、、、など。

無彩色系統のカラーは、インテリアスタイルも選びません。

 

上の写真のように、アートフレームも白にして壁のカラーに合わせれば、全く違和感も感じません。

 

無彩色アートで色味をまとめる

 

 

シンプルなモノトーンのアート。

こちらはアートフレームをフローリングや家具の『ホワイトオーク色でまとめて、合わせる』という計算されたセレクトを行っています。

 

木のカラーはオークならオーク、ウォルナットならウォルナットというように『同じ木の色味の系統でまとめる』とインテリアもごちゃごちゃしません。

このアートフレームのカラーも、迷ったら無難に壁のカラー(ここではホワイト)に合わせてもOKです!

 

無彩色アートを複数枚かけてまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Melina Menz(@hejmelig)がシェアした投稿

 

お次はこちらの写真。

小さいアートと中くらいのモノトーン色のアートがバランスよく配置されています。

オークのフローリングと家具を使用した、北欧テイストの素敵なインテリアですが、無彩色のシンプルなアートならどのようなインテリアスタイルにも合いますね。

 

チェアとフローリングがオーク材を使用しており、このアートフレームもこのオーク材に合わせています。

こうすることにより、さほど大きくない壁面スペースに4枚もアートを掛けてもまったく煩くないどころか、素敵な調和をみせていますよね!

 

ダイニングテーブルやキッチンまわりでブラックを使用することにより、クールで引き締まった印象をプラスしています。

ブラックはパワーのある色なので、たくさんインテリアに追加し過ぎると印象が変わり過ぎるので注意です!)

 

▼上の画像で使われているチェアはこちら!▼

サークルチェア PPMObler ウェグナー
北欧デザインのインテリアの特徴とは?ハンス・J・ウェグナーの椅子も画像で解説この記事では北欧デザイン、スカンジナビアンデザインについてわかりやすく解説しています。代表的な家具デザイナーハンス・J・ウェグナーの人物像や代表的なプロダクトについて画像でわかりやすく解説しています。インテリアコーディネーターの復習や、試験勉強の参考にお役立てください。...

 

無彩色アートを無彩色と中間色でまとめる

 

 

お部屋全体は壁と床でホワイト、アースグレー(ライトグレーより白に近いグレー)の明るめのカラーリングを多用しながら建具や照明、サイドテーブルやクッションにブラックを挿入してメリハリのあるインテリア空間となっています。

 

ブラック&ホワイトの完全モノトーンコーディネートですとコントラストが強すぎていささか強烈な印象を受けることがあります。

このように、ソファ生地のライトグレーやアートの中間色を差し込むことによって、『ホワイトやライトグレー』と『ブラック』を繋ぐ橋渡しをして、やわらかさをだしたりバランスを調整する効果があります。

 

また、上記写真右側の収納棚のフチがブラウン色となっており、ソファクッションのブラウン無彩色アートにアクセントで塗られているブラウンと色味を合わせてまとまりを出しています。

想像してみてください、、、

このアートが掛けてある場所がポッカリと空いていて、何も無い状態だととっても味気のない空間になるように感じませんか?

 

整然と並んで佇んでいる家具や照明、扉のある空間に、『動き』『感情』『別世界』を挿入させることが出来るのが、アートなのです。

 

無彩色アートを無彩色+オークでまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

ZEYNEP®(@zeynepshome)がシェアした投稿

 

上の写真をご覧ください。

お部屋の中には、黒いチェア、黒いカーテン、黒いテーブルレッグ、というような計算されたモノトーンコーデとなっています。

この場合はアートフレームのブラックがしっかりハマってますね!

 

アートフレームがホワイトでもおかしくはありませんが、アートを飾っている壁面がライトグレー色になっていますよね。

壁とアートの境界線を曖昧にしないために、ブラックのアートフレームで区切りをつけるような魅せ方としています。

 

また、オーク素材のダイニングテーブルですが、木のカラーリングは、無彩色しかない空間には問答無用でマッチします。

(チーク、ウォルナット、アッシュなど、いろいろな木の色を混在させるとまとまらないのでNGです。)

 

▼上の写真で使用されているチェアはこちら!▼

セブンチェア
アルネ・ヤコブセンとは?その経歴と椅子や照明の代表作品も画像でマジ解説この記事では北欧デザイン、スカンジナビアンの第一人者であるアルネ・ヤコブセンについてわかりやすく解説しています。家具デザイナーとして有名なヤコブセンの建築家としての側面から、意外に知らないプロダクトについて分かりやすく画像で理解していきましょう。インテリアコーディネーターの復習や、試験勉強の参考にお役立てください。...

 

▼上の写真で使用されている照明はこちら!▼

ポール・ケアホルム PK 22
ポール・ヘニングセン、ボーエ・モーエンセン、ポール・ケアホルムの家具や照明を画像で解説この記事ではデーニッシュモダンデザインで外せないポール・ヘニングセン、ポール・ケアホルム、ボーエ・モーエンセンについてわかりやすく解説しています。それぞれの生い立ちから代表的な作品について分かりやすく画像で理解していきましょう。インテリアコーディネーターの復習や、試験勉強の参考にお役立てください。...

 

大きな無彩色アートを2枚並べてまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Melina Menz(@hejmelig)がシェアした投稿

 

無彩色カラーとお部屋とのカラーバランスさえ合っていれば、こんな大きなアートを掛けたってなんのその。

こちらは壁の色とアートの色をあえて近似色とすることにより、大きなアートがさも空間に溶け込んでいるかのような調和が起こっています。

(このアートに合わせて壁を塗ったとも思えるくらいの調和ですね、、、)

ソファーのカラーもあえて無彩色アートと壁の色に合わせたかのような明るめのアースグレーを選んでおり、徹底的に空間の中から『不必要なカラーが混らないように計算』されています。

 

天井が高かったり、壁の面積が大きければこのような大きな家具に合わせて、無彩色の大きなアートに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

モノクロ写真アートを無彩色と挿し色でまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Vogue Living(@vogueliving)がシェアした投稿

 

無彩色で全体のカラーバランスさえ整えれば、上の写真のように人物や風景などの写真や絵画でもOKです。

こちらは暖炉のブラック壁のアースグレー天井や建具のホワイトという無彩色ベースインテリアに、チェアのブラウンソファのベージュという茶系をアソートカラー(挿し色)にしています。

無彩色でしっかりバランス整えているので、他の有彩色と混じり合い、見事にまとまったおしゃれインテリアになります。

 

インテリアの方向性を決める際に無彩色をベースにするということを意識すると、簡単にまとまりのあるおしゃれインテリアコーディネートが出来上がります。

 

大きなモノクロ写真アートを床に並べてまとめる

 

 

大型のモノクロ写真を床に置いたケース。

 

マンションや賃貸などで壁にアートが掛けられない!

という場合は、床に置いて壁に立て掛けてしまってもOKです。

この空間は、ソファーや照明、チェアやアートフレームまでも床と壁の白と合わせています。

 

インテリアエレメントたちを建築のカラーリングに統一し、存在感を意図的に抑えることにより、このモノクロ写真アートの存在感を最大限に高め、主役に持ってきているんです。

その為、こんなに大きくインパクトの強いモノクロ写真も空間の中でうるさくならないようなバランスで上品に佇むことができます。

 

▼画像手前のラウンジチェアはこちらのもの▼

チャールズ&レイ・イームズ
チャールズ・イームズとは?代表的な家具と歴史を画像で解説【ミッドセンチュリー・前編】この記事ではミッドセンチュリーのデザイナー「チャールズ・イームズ」についてわかりやすく解説しています。代表的な家具と特徴、チャールズ&レイ・イームズの歴史を画像で紹介。インテリアコーディネーターの復習や、試験勉強の参考にお役立てください。...

 

▼写真左のレザーチェアはこちらのもの▼

バウハウス デッサウ校
バウハウスとは?建築家の代表作や家具デザインの特徴を画像で解説この記事ではバウハウスについてわかりやすく解説しています。ヴァルター・グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエ、マルセル・ブロイヤーなど巨匠が多く登場する記事です。インテリアコーディネーターの復習や、試験勉強の参考にお役立てください。...

 

インパクトのある無彩色アートでまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Chiara Rizzolo(@chiararizzolo)がシェアした投稿

 

無彩色カラーであれば、こんな過激な現代アートもGOODです!

室内のダイニングテーブルとチェアがナチュラルで優しい雰囲気なのですが、アートのモチーフがハードという対比を狙ったインテリアです。

 

よーく見ると、アートフレームはチェアの木目のブラウンに合わせています。

細かなところに上級なテクニックが見え隠れしていますね。

 

ナンタルカ
ナンタルカ
無彩色カラーはどこにでも合わせられるラクチンカラーなんだにゃ!落ち着いた雰囲気は飽きにくい、というメリットもあるにゃ、まずは無難なカラーからはじめてみませんかにゃ?

 

有彩色のアートを選んでみよう

 

有彩色のアートを海と空と無彩色でまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Chiara Rizzolo(@chiararizzolo)がシェアした投稿

 

無彩色のアートを使用した時の逆の考えというのでしょうか。

『アートが無彩色なら、部屋内の他のカラーリングに干渉しない。』

という考えの逆転です。

 

こんなクレイジーでインパクトの強いアートも、飾る空間が無彩色ならこんな素敵なアクセントになります。

眼前に広がる『海と空の青さ』と『アートに含まれるブルー』のカラーは、見事なマッチングをみせています。

 

とにかく、

室内が無彩色でまとめられていれば、アートはどんな色でも合う!

ということです。

 

有彩色のアートを無彩色でエレガントにまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Chiara Rizzolo(@chiararizzolo)がシェアした投稿

 

室内を白や黒のキャンパスと見立てれば、どんなカラーリングでもすんなりハマるのは明白です。

この場合、建築や家具ではなく完全にアートが主役となる究極におしゃれな空間となります。

 

しかしアートが主役になるということは、アート選びのセンスが問われることとなります。

アートを複数枚所有していたら、季節や気分によってアートを掛け替えることによりお部屋の雰囲気をガラッと変えることが可能です。

 

有彩色のポップアートをトラディショナルな空間にまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Marc Costa(@m.a.r.c.c.o.s.t.a)がシェアした投稿

 

こんなにカラフルでポップな現代アートも、室内のカラーバランスさえ整えればばっちりハマる空間となります。

一見、トラディショナル(伝統的)なインテリア空間ではありますが、アート、照明、インテリア小物、チェアで遊びとカラーリングを入れてやることにより違和感無く

トラディショナルが現代風に昇華されたインテリアコーディネート

となっています。

 

この空間の主役もやはりアートですね。

 

有彩色のアートをインテリアグリーンでまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

MB Casa(@mb_casa)がシェアした投稿

 

室内全体は無彩色のグレージュ(グレーとベージュを合わせたカラー)でまとめ、インテリアグリーンアートのグリーン色を合わせたインテリア空間です。

空間の中で使用されるカラーが限定されるほど、すっきりまとまった印象のおしゃれインテリアとなります。

 

クッションのきなり色(ごく淡い灰色がかった黄褐色)が、上手に全体のバランスを整えています。

 

▼リビングの中央で燃えている暖炉はこちらから!▼

エコスマートファイヤー MODUCE
バイオエタノール暖炉『エコスマートファイヤー』とは?特徴やデメリット、コストについても解説しますこの記事ではインテリアの新定番『バイオエタノール暖炉』の特徴や仕組みについてわかりやすく解説しています。燃料は?安全性は?使い方は?ランニングコストは?・・・など、気になり出したらキリがありませんが、バイオエタノール暖炉のプロが完全解説します。...

 

ちょっと難しめな写真アートをレトロポップにまとめる

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Eva Kaiser(@lumikello__)がシェアした投稿

 

70年代風のレトロポップなインテリア。

壁がまるで桜のようなピンクで床がブラウンレッドという、もう家具を置かなくてもかわいいお部屋です。

「さあ、ここにどんな家具を置こうか。」と考えるとちょっと難しそうですが、ソファやチェアは床の色味に合わせてセレクトし、無彩色であるホワイトは多色との干渉をしないのでセーフ。

ライトブルーの照明のフォルムとレトロなカラーリングを入れることによって70年代レトロポップインテリアに寄せにいきます。

 

そしてなんといってもこのアート。

女の子の髪の色とお花のイエロー、さりげなく花瓶のブルーをインテリアに合わせています。

「こんなインパクト強い写真アートどこにどうやってかけるの!?」

と、敬遠してしまうようなアートもインテリア空間のカラーリングを利用して溶け込ませることによって、特徴的でオリジナリティのある世界を作ることができます。

 

アートフレームのカラーももちろん合わせに行ってますね。

 

▼ダイニングテーブルの2種類のチェアはこちらから▼

チャールズ&レイ・イームズ
チャールズ・イームズとは?代表的な家具と歴史を画像で解説【ミッドセンチュリー・前編】この記事ではミッドセンチュリーのデザイナー「チャールズ・イームズ」についてわかりやすく解説しています。代表的な家具と特徴、チャールズ&レイ・イームズの歴史を画像で紹介。インテリアコーディネーターの復習や、試験勉強の参考にお役立てください。...

 

まとめ 〜とにかくアートを楽しもう〜

 

さて今回は、アートをテーマにブログを書かせて頂きました。

 

ややこしいこともいろいろと書かせていただきましたが、結局のところ、

気に入ったアートを好きなように飾ってみたらいいんじゃ無い?

というのが究極の楽しみ方なのかなと思います。

 

心のままに感じたものを好きなように楽しむことからアートライフがスタートして、心の充足や癒し、リラックスなどにつながれば、人生にも華やかなエッセンスを加えられるものと信じております。

 

では、ここまで読んで頂きありがとうございます。

不明なことなどがあれば、お問い合わせよりご連絡くださいませ。

 

それでは、次回もお楽しみに!